「銀魂 金魂篇」杉田智和が語る、中村悠一を絶賛する母に電話越しで言われたひと言

「銀魂オンシアター2D 金魂篇」舞台挨拶より。左からエリザベス、釘宮理恵、杉田智和、阪口大助、坂田金時の等身大パネル。

空知英秋原作によるTVアニメ「銀魂」の人気エピソードを再編集した「銀魂オンシアター2D 金魂篇」の舞台挨拶が、本日11月23日に東京・新宿バルト9で開催。坂田銀時役の杉田智和、志村新八役の阪口大助、神楽役の釘宮理恵が登壇した。

上映後に行われた舞台挨拶は、万事屋メンバー3人の影ナレーションでスタート。阪口、釘宮とともに登場した杉田は、坂田金時役の中村悠一に代わって金時の等身大パネルを抱えてステージに上がり、「隣は(坂田金時)パネルです。よろしくお願いします!」と挨拶した。

舞台挨拶では「金魂篇」の新たな映像や、収録時の裏話を披露。杉田は収録当時、「自分の代わりの人(中村)がアフレコしているから、当時まったくアフレコスタジオに行かなかった」と話す。放送後には自身の母親から電話がかかってきたと言い「あの中村って方はすごい。智和、お前いらないぞ」と言われてしまったことを明かし、会場の笑いを誘った。

会場では中村からのメッセージ動画を公開。中村は当時作品に全力投球した思い出や、今回のおまけパートで久しぶりに金時を演じ、銀時ら万事屋メンバーとのかけ合いで心地よさを感じたことなどを語った。中村のVTRを受け、杉田は「コメントが100点」と評し、阪口と釘宮は「万事屋と、そしてかぶき町のみんなの信頼感を感じる」とコメントした。

また「銀魂オンシアター2D 金魂篇」のラストでは、「銀魂オンシアター」プロジェクトの第4弾として、2025年2月7日に「銀魂オンシアター2D 真選組動乱篇」、2月21日に「銀魂オンシアター2D かぶき町四天王篇」が劇場公開されることが明らかに。釘宮は「実はシリーズで『かぶき町四天王篇』が一番好き」と告白する。杉田は「この2作品は、12年前の2012年に1日だけイベント上映されましたけど、まさにこの場(新宿バルト9)で上映して、俺たちも舞台挨拶で登壇したんですよね」と思い出話を交えながら、次回の上映に向けての意気込みを語った。

さらに舞台挨拶の終盤では、今後の「銀魂」の展開についても言及。特に注目されたのは、12月に開催される「ジャンプフェスタ2025」で発表予定のアニメ「銀魂まるちばーすアニメ『3年Z組銀八先生』」の新PVについて。阪口が「今日はひと足先に、皆さんにPVの一部をお見せしちゃいます!」と紹介すると、新PVの数カットがスクリーンに映し出された。登壇者からは「静止画なの?」とツッコミが入りながらも、初公開のカットに会場は盛り上がりを見せた。

「銀魂オンシアター2D 金魂篇」は11月22日より3週間限定で劇場上映中。銀時と金時による、主人公の座を賭けた“魂”の物語が描かれる。

「銀魂オンシアター2D 金魂篇」

上映中

スタッフ

原作:空知英秋(集英社 ジャンプコミックス刊)
監督:藤田陽一
監修:高松信司
脚本:大和屋暁
キャラクターデザイン・総作画監督:竹内進二
配給:バンダイナムコピクチャーズ

キャスト

坂田金時:中村悠一
志村新八:阪口大助
神楽:釘宮理恵
志村妙:ゆきのさつき
たま:南央美
平賀源外:島田敏
定春:高橋美佳子
坂田銀時:杉田智和

(c)空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス